こんにちは!
色とことばでつながる
《あわいの時間》 案内人
としこです。
最近のわたしは
『幸せのきっぷ』
を手にできたんじゃないかなぁ
と思っています。
このきっぷは
持っていたら幸せ駅へ着きますよ
というものではなくて
とっても自由なきっぷです。
そんなきっぷを手にできたのは
娘たちのおかげだと感じています。
長女は2年前の小学1年生夏頃から、
ほとんど学校へ行っていません。
無理やり連れて行ったり、
ステップルームに行ったり
放課後行ってみたりを経て、
完全に不登校中です。
2歳ちがいの次女は
今年入学しました。
入学から1週間楽しそうに通ったとき、
ホッとしました。
この子は大丈夫なんだ…と思いました。
その次女も翌週には、
「行きたくない」と言い出しました。
そんなこともあるだろう、
と覚悟していましたが
やはりこころは揺さぶられました。
その揺れを、
見守ってくれた人たちがいました。
だからわたしは
長女のときできなかったことが
できるようになりました。
休みたいと言ったら、
休ませること。
学校までついていくこと。
車で送ること。
迎えに行くこと。
早退させること。
2時間目から連れていくこと。
できていなかったのは
その行動自体ではないのです。
わたしが自分で「そうする」
と決めているところです。
長女のとき、
何が正しくて何がまちがっているか、
本当にわかりませんでした。
自分がどう行動しても、
不安がつきまといました。
先生にどう思われるか、
家族にどう思われるか、
人にどう思われるか、
そればかり気にしていたのだと思います。
あの本にこう書いてあった。
この本にはこう書いてある。
惑わされて苦しんで
まちがえたと落ち込んで。
正しいとかまちがいとか
本当はそんなのどうでもよかった。
ただ、わたしのこころで決めればよかった。
わたしは、どうしたい?
仕事を休んででも、
本人が行ける時間に連れていきたい。
過保護に思われても、
送り迎えをしたい。
休みたいと言ったら、
休みの日にする。
休みたいと言うなら、
仕事に行く?行かない?
次女が入学してから、
2年前の長女のことも思いながら
復習をするように、
わたしは自分で選択し
決定しています。
揺れることは、
今もこれからも、
たくさんたくさんある。
それでも、
「わたしのこころで決めたこと」
は、すべて良い方向にむかう。
と決めました。
次女は「今週1日も休まずに行こう」
チャレンジをしています。
最近の長女は次女の宿題を
コピーしてほしいと言い、
毎日一緒にやるようになりました。
家族で笑って
ご飯が食べれるようになりました。
今のわたしはただ、
そのことが嬉しいなぁ、幸せだなぁ
と感じられるのです。
わたしは、人生半分すぎるまで
眠ったようにぼんやりと
生きてきてしまいました。
それを思えば、娘たちに
こうなってほしい、ああしてほしい
なんて期待することは
まったくできるわけないなぁ
と思います。
それどころか
「わたしが、わたしの人生を生きる」
「わたしのこころで選択する」
それが『幸せのきっぷ』だと
気づけたのは娘たちのおかげです。
どこにいても、どの道を行っても、
留まってもあと戻りしても、
今いる場所を大切にする。
そんな証明書みたいなきっぷをもって
生きていこうと思います。
わたしにとっては
ようやくようやく手にした
『幸せのきっぷ』ですが
きっとみなさんはもう、
もってらっしゃいますよね!
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
こころやさしいあなたが、日常のあわいをぞんぶんにあじわえますように!